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「後輩たちの手本に…」 金宏明、慶南FC入りで新たな決意

Kim Kwang Myung  在日同胞金宏明(23)が韓国に足を運び2年でKリーガーとなった。それも、祖父の生まれ故郷でもある慶尚南道での新スタートとなる。

 金宏明は15日午前、ソウルで開かれた2008Kリーグ新人ドラフト会議で慶南FCに番外指名され、祖国での活躍の場「Kリーガーの夢」を成し遂げた。

 今年の新人ドラフト会議に参加申込書を提出したナショナルリーグ選手は20数人。そのうちKリーグ入団に成功した選手はわずか2人。金宏明がその内の一人だった。また、全体でも約300人が参加申請したが、プロ入りが実現したのは90人ほど。金宏明は狭き門を突破したのだ。

 金宏明は東京生まれの在日3世。東京朝鮮高校、流通経済大学を卒業。

 2006年3月、西帰浦で開かれたの大統領杯に在日大韓蹴球団(宋一烈団長)の一員として出場。チーム事態は1勝1分け1敗で決勝トーナメント進出を逃したものの、活躍ぶりが仁川韓国鉄道の李ヒョンチャン監督の目にとまった。

 その年の夏、韓国鉄道に入団。李監督は能力を高く評価し、2〜3年かけてゆっくり育てる方針だった。まして、ナショナルリーグ伝統の強豪チームで新人の出場機会は狭い。
  金宏明は韓国鉄道での1年余り生活を後に、瑞山オメガに移籍した。

 そして、今年「慶南FC」の朴恒緒監督から在日大韓蹴球団の宋一烈団長に「優秀な在日同胞選手の受け入れ準備」の申し入れがあった。

 金宏明は在日大韓蹴球団に所属したチームメート、元昌勝、梁秀誠とともに今年8月、テスト生参加した。朴恒緒監督やコーチ陣も金宏明の能力の高さを評価、すぐにも入団かと思われたが、瑞山オメガとの契約期間関係もあり、保留の状態となっていた。そして、今回の新人ドラフトに参加申請した。

 そして、慶南FCが金宏明を指名して韓国トップリーグへの夢が実現した。金宏明は第2の朴康造をめざしたいと早くも意気込みを見せている。


以下、一問一答

◆プロの夢をかなえた今の気持ちは?
  ナショナルリーグから一段階アップでき、とても満足している。Kリーガーの夢がかない非常にうれしい。

◆ドラフト指名は予想していたか?
  指名されるように強く祈っていました。まだ実感がわきません。
  とにかく、祖父の生まれ故郷が慶尚南道咸陽。その地でプレーできるというのがすごくうれしい。両親も喜んでましたた。
  今年8月、慶南FCでテストを受けたことが今日に大きくつながりました。

◆韓国に渡り2年目にしてプロへの夢をかなえたが、苦労した点は?

 まず、サッカースタイルの違いにとまどった。韓国サッカースタイルへの適応に苦労したが、在日大韓蹴球団の宋一烈団長や金英明監督など、周辺で多くの人たちが支えがあったからこそ耐え抜くことができました。本当に感謝しています。

◆番外指名ということもあり、先発入りは容易ではないと思うが?
  それは重々覚悟している。今からがスタートです。
  僕がしっかりし、活躍してこそ、後輩たちへと続くことを肝に銘じて全力で訓練に臨みたい。

◆瑞山ファンらと慶南ファンに一言
  とにかく命がけで一生懸命頑張る。たくさん応援して下さればと思う。ナショナルリーグで経た瑞山や仁川韓国鉄道ファンらに熱心にプレーする姿を見せることが恩返しと思っています。慶南でも良い姿をお見せできるように努力しますので応援お願いします。

(2007.11.21)

 

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